2019/08/01 10:25
-Why Organic Cotton?
わたしたちが身につけている衣服の代表的な原料のひとつ、コットン。
コットンの世界生産量の約80%はインド・中国・ウズベキスタンなどの発展途上国の人々によって生産され、
製品としてわたしたちのもとに届くまで、プロセスのほとんどは海外で行われています。
通常のコットン栽培には、化学肥料や除草剤、防虫剤などの農薬が大量に使われています。
それらの化学物質の長期使用によって、コットン農家で働く人々の健康被害や土壌の劣化が深刻な問題となっています。
そして途上国のコットン生産地では、小さな子どもたちが学校へ通えずに、安い賃金で長時間働き続けているという現実も。
PHILLOは、環境や人への負荷が少ない素材のひとつとして オーガニックコットン を選びました。
オーガニックコットンとは、3年以上農薬や化学肥料を使わない農地で栽培された綿花のこと。
通常の綿花の栽培過程で使用されるこれらの成分がほとんど使われていないという点において、オーガニックコットンは自然に逆らわない農法で作られた、地球環境にやさしい繊維と言えます。
また、PHILLOのオーガニックコットンはGOTS(オーガニックテキスタイル世界基準)認証を受け、染料は環境や人体への影響を考慮したもののみを使用しています。
やさしい肌ざわりと心地よさは、健やかに育てられたオーガニックコットンだからこそ生まれるもの。
わたしたちの選択が、自然にとっても 心地よい循環 であるように。
PHILLO.